アトピーとステロイド 処方剤

ステロイド外用剤の正しい塗り方!これを守ればもう恐くない!

投稿日:2017年3月17日 更新日:

 

あなたはステロイドの正しい塗り方を知っていますか?

 

私もそうだったのですが

アトピーのかたは医者からたいした説明もされず

ステロイドを処方され酷い目にあった人が多く

ステロイドに嫌悪感を持っている方も多いかと思います

 

 

このような事例はたくさんあり

世間でステロイドは「悪魔の薬」と

呼ばれるほどになってしまいましたが

 

ステロイドは正しく使用し、副作用をうまく回避できれば

アトピーの人にとってとても頼れる味方になってくれます

 

今回はそんなステロイドの副作用を避けるために

正しいステロイドの塗り方を解説したいと思います!

 

※前回の記事をご覧いただけると

より今回の内容に理解が深まるかと思います

前回の記事はコチラから

 

なぜステロイドを使うのか?

 

そもそもなぜこんなに恐ろしい副作用があって

リスクが高い薬を使うのか疑問に思かとおもいます

(ステロイドの副作用に関してはコチラから)

 

確かに今では、痛みやかゆみが辛いからとか

早く見た目をよくしたから

などといった目先のことにはとらわれず

完全にステロイドをたつ方も少なくはありません

 

 

しかし、ステロイドを使うべき真の理由は

そのような目先のことだけではなく他にあります

 

それは、炎症を放置することに大きなリスクがあるから

という理由です

 

 

というのも炎症が起きている状態とは

肌の角質層がぼろぼろになり

皮膚バリアが壊れてしまっている状態になります

 

皮膚バリアが正常に働かないということは

水分が蒸発してしまい乾燥肌になり

スカスカの肌からダニやホコリなどのアレルゲンが侵入し

炎症や感染症を引き起こすリスクが高いのです

 

私もそうだったのですが

アトピーを自分で治そうとする人ほど

食べ物などの体内ばかりに意識がいってしまい

外からのアレルゲンのことを考えていません

 

 

もちろんステロイドを塗りすぎて副作用を

起こす可能性が高いときは

炎症を放置したほうがいい場合もありますが

基本的には炎症を治めたほうが得をします

 

なのでステロイドは

炎症を放置するリスク>副作用が起きるリスク

のときに使うようにしましょう!

 

正しいステロイド外用剤の塗り方の3つのポイント!

 

それでは正しいステロイドの塗り方を

解説していきたいとおもいます

 

ステロイドを塗る上で

気をつけるべきポイントは全部で3つです!

 

一つ一つ見ていきましょう!

 

1、ステロイドの強さと塗る場所を確認する!

 

まずは炎症が起きている場所を確認し

使うステロイドの強さを決めましょう!

 

ステロイドの吸収率とは

皮膚の厚さなどで変わるため

使う部分によって強さを変えていかなかればなりません

 

 

ステロイドの強さは1~5段階に分かれ

1にいくほど強くなっていきます

 

皮膚の薄い顔や首は3~4程度

体は2~3程度

皮膚の厚い手の平や足は2を使うようにしましょう!

 

ちなみに患部ごとのステロイドの吸収率の違いはこんな感じです

 

 

2、恐がらずにたっぷりと塗る!

 

副作用が恐いからといって

少ししかステロイドを塗らず

結果、炎症がいつまでも治まらない

という方は少なくありません

 

塗りが甘いと炎症が慢性化していまい

かえって炎症からアレルゲンが入ってくるリスクや

ステロイドを長期利用することによる副作用のリスクをあげてしまいます

 

もちろんたくさん塗ればそれだけ副作用の可能性も高まりますが

それ以上に炎症を慢性化することを避けなければなりません!

 

なのでステロイドを塗るときは

一気に塗って一気に治す

ということを意識して塗るようにしましょう!

 

 

このときのポイントは炎症が見えてない部分も塗る

ということです

 

皮膚の炎症の付近とは表面にはみえなくとも

皮膚の下のほうでは炎症している可能性が高いです

 

この画像でいうと丸で囲っている部分にも炎症が起きています

 

このように見えない炎症を抑えることで

再燃の可能性を減すことができるのでしっかり塗るようにしましょう!

 

ちなみにどれくらい塗ればいいのかというと

塗ったあと、その場所にティッシュがくっつくくらい

適量だといわれています!

 

3、長期期間だらだらと塗らない!

一番重要なのはステロイドを塗る期間です!

 

毎日塗ることでどんどん皮膚は萎縮していきますが

弱いステロイドだと6週間、強いものだと3日で萎縮が始まる

といわれています

 

(皮膚萎縮とはその名のとおり

皮膚が薄くなっていってしまう症状で

ステロイド外用剤のなかで一番恐ろしい副作用です

詳しくはコチラから)

 

なので先ほども言いましたが

長期間だらだら塗らず一気に塗って一気に治す

このことを意識して使用するようにしましょう!

 

 

またこの皮膚萎縮はしっかり休薬期間を置くことで

自然ともとに戻るといわれているので

炎症が慢性化して何日も使わなければならない場合は

ステロイドを塗った後は3日ほど休むことをおすすめします!

(週に2~3日ほど塗るのがベストです!)

 

まとめ

 

今回はアトピーを治すために

正しいステロイドの塗り方を解説させていただきました

 

 

この記事ではアトピーを治すのにステロイドは必須といいましたが

あくまでもステロイドはアトピーの根本を治すものではなく

対処療法でしかありません

 

アトピーの原因は遺伝的な要因だったり

食べてるものなど腸内環境が原因だったりと

様々あるといわれています

 

 

その根本の原因を探し

その間に炎症を悪化させないために

ステロイドはうまく使えるようにしましょう!

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